「プログラミングを学んで転職したいけど、スクールの費用が高すぎる…」と感じていませんか?
実は教育訓練給付金という国の制度を使えば、プログラミングスクールの受講費用の最大70%が戻ってくる可能性があります。しかし「対象講座の一覧がどこにあるのかわからない」「自分が対象かどうか調べ方がわからない」という声をよく聞きます。
この記事では、以下の3点をわかりやすく解説します。
- 教育訓練給付金の種類と給付額の違い
- プログラミング講座の対象一覧の調べ方
- 申請方法と転職への活かし方
給付金をうまく活用して、お得にスキルアップしていきましょう。
教育訓練給付金とは?プログラミングにも使える国の制度
教育訓練給付金とは、働く人のスキルアップ・キャリアチェンジを国が後押しするために設けられた雇用保険の給付制度です。厚生労働省が指定した教育訓練講座を受講・修了した場合に、受講費用の一部が支給されます。
対象となる講座はITエンジニア向けのプログラミングスクールから、語学・医療・介護資格まで幅広く、毎年更新されています。つまり「プログラミングを学びたいけれどお金が心配」という方にとって、非常に使い勝手のよい制度です。
給付金には3つの種類があり、それぞれ給付率・対象講座の難易度が異なります。次のセクションで詳しく見ていきましょう。
教育訓練給付金の3つの種類と給付額のポイント
① 一般教育訓練給付金(給付率20%)
最もベーシックな給付金で、受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。雇用保険の加入期間が通算1年以上あれば利用でき、在職中でも退職後でも申請可能です。
プログラミング関連では、比較的短期間・低価格のオンライン講座やe-learningコースが該当するケースが多いです。「まずお試しで学んでみたい」という方向けと覚えておくといいでしょう。
② 特定一般教育訓練給付金(給付率40%)
2019年に新設された比較的新しい区分で、受講費用の40%(上限20万円)が支給されます。雇用保険の加入期間が通算3年以上(初回は1年以上)が条件です。
ITSSレベル2相当以上のプログラミング・エンジニア系講座が多く該当し、転職を強く意識した実践的なスキルアップに向いています。一般給付より給付額が大きいため、費用を抑えてしっかり学びたい方に人気です。
③ 専門実践教育訓練給付金(給付率最大70%)
3種類の中で最も給付額が大きく、受講費用の50%(年間上限40万円)が支給されます。さらに受講修了後に資格取得・就職が達成できた場合は追加で20%(合計最大70%)の給付が受けられます。
雇用保険の加入期間が通算3年以上(初回は2年以上)必要で、受講前にハローワークでのキャリアコンサルティングが必須です。本格的なプログラミングスクールや大学院・専門学校の専攻科などが対象で、転職・キャリアチェンジを本気で考える方に向いています。
プログラミング対象講座の一覧の調べ方が重要な理由
対象講座は毎年更新されるため最新情報の確認が必須
教育訓練給付金の対象講座は、厚生労働省が定期的に追加・削除を行います。昨年は対象だったスクールが今年は外れていたり、逆に新しいコースが追加されていたりするため、受講前には必ず最新の指定講座一覧を確認する必要があります。
「友人が使ったスクールだから大丈夫だろう」と思い込んでいると、受講後に給付が受けられなかったというケースもあります。面倒でも必ず自分で確認しましょう。
スクールによって給付の種別が異なる
同じプログラミングスクールでも、コースによって「一般」「特定一般」「専門実践」のどれに該当するかが異なります。給付率が倍近く変わるため、受講前に必ず確認しておくことが重要です。
例えばあるスクールでは、短期コースは一般教育訓練、長期の転職保証コースは専門実践教育訓練に指定されているといったケースがあります。費用対効果を最大化するためにも、対象種別のチェックは欠かせません。
ハローワークへの事前相談が給付の条件になる場合がある
専門実践教育訓練給付金を受ける場合、受講開始の1か月前までにハローワークでキャリアコンサルティングを受け、「訓練前キャリアコンサルティング」の実施が必須です。
この手続きを忘れると、いくら対象講座を受講しても給付が受けられません。「講座に申し込んだ後で気づいた…」という声も多いので、まずハローワークに相談してから講座を選ぶ順番を守りましょう。
正直、最初は「国からお金をもらいながらプログラミングが学べる」なんて、詐欺みたいな話だと思ってたんです(笑)。私は31歳のとき、営業職から未経験でITエンジニアへの転職を考え始めました。でも独学で勉強しても挫折続きで、スクールに通いたくても費用が30〜50万円と聞いて即諦めモード。そんなとき同僚から「教育訓練給付金って知ってる?」と教えてもらったんです。ハローワークに相談しに行ったら、専門実践教育訓練給付を使えば最大で受講費用の70%が戻ってくると判明。対象のプログラミングスクールに申し込んで、実質かなり安く通えました。ただ、在職中に勉強を続けるのはやっぱりきつくて、転職活動もうまくいかず……。思い切って転職エージェントに相談したら、書類添削から面接対策まで全部サポートしてもらい、無事にWeb系企業へ転職できました。相談だけなら無料なので、まず気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
プログラミング対象講座の一覧を調べる具体的な手順
ステップ1:厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」にアクセスする
対象講座の公式一覧は、厚生労働省が運営する「教育訓練講座検索システム(通称:厚労省の講座検索)」で確認できます。
検索画面では以下の条件で絞り込みが可能です。
- 給付の種別(一般/特定一般/専門実践)
- 訓練の種類(情報処理・IT系など)
- 都道府県・通学 or 通信
- スクール名・講座名のキーワード
「プログラミング」「IT」「Webデザイン」などのキーワードで検索すると、プログラミング系の対象講座が一覧で表示されます。対象外のスクールは検索結果に出てこないため、この検索システムで確認できたものが給付の対象と判断して問題ありません。
ステップ2:給付種別と講座の詳細を確認する
検索結果に表示された講座をクリックすると、以下の情報を確認できます。
- 給付金の種別(一般/特定一般/専門実践)
- 受講期間・受講形式(通学・通信・オンライン)
- 受講料の目安
- 訓練機関(スクール)の連絡先
複数の講座を比較しながら、自分の学習スタイルや目指すキャリアに合ったものを絞り込みましょう。費用の高い専門実践が必ずしも最善とは限らず、学習期間や自分の状況に応じた選択が重要です。
ステップ3:ハローワークでキャリアコンサルティングを受ける
受講したい講座が決まったら、最寄りのハローワークに予約を入れてキャリアコンサルティングを受けます。このときに必要な書類は以下のとおりです。
- 雇用保険被保険者証
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 受講を希望する講座の情報(印刷または画面メモ)
コンサルティングでは、受講目的・キャリアプランをヒアリングされ、「ジョブ・カード」の作成も行います。専門実践の場合は受講開始1か月前までに手続きを完了させる必要があるため、余裕を持って動きましょう。
ステップ4:給付申請に必要な書類を提出する
受講修了後(専門実践の場合は6か月ごとの支給申請も可能)、ハローワークに支給申請書類を提出します。主な必要書類は以下のとおりです。
- 教育訓練給付金支給申請書
- 教育訓練修了証明書(スクールが発行)
- 領収書
- 雇用保険被保険者証
- 本人確認書類・マイナンバー確認書類
申請期限は受講修了日の翌日から1か月以内です。書類の準備が遅れると給付を受けられなくなるため、修了したら速やかに動きましょう。
ステップ5:給付金を活用して転職活動につなげる
給付金を受け取りながらスキルを習得できたら、次は転職活動です。プログラミングスクールによっては転職サポートが付いているものもありますが、より幅広い求人を比較したい場合は転職エージェントを並行して活用するのがおすすめです。
特にリモートワーク・IT系求人に強いエージェントを選ぶことで、学んだスキルを活かせる職場に出会いやすくなります。
よくある質問
Q. 在職中でも教育訓練給付金は使えますか?
はい、在職中でも利用できます。雇用保険に加入している会社員であれば、退職しなくても申請可能です。むしろ現職に就きながらスキルを習得し、転職活動に備えるのが理想的なルートといえます。
ただし専門実践教育訓練給付金は、受講開始前にハローワークでのキャリアコンサルティングが必須のため、平日に時間を作る必要があります。休暇を利用するか、ハローワークの土曜窓口(一部)を活用しましょう。
Q. 雇用保険に加入して間もないですが対象になりますか?
給付の種別によって必要な雇用保険の加入期間が異なります。
- 一般教育訓練:通算1年以上(初回のみ)
- 特定一般教育訓練:通算3年以上(初回は1年以上)
- 専門実践教育訓練:通算3年以上(初回は2年以上)
加入期間が短い方でも、一般教育訓練であれば比較的早い段階から利用できます。まずは1年以上の加入期間を満たすことを目標に、その間に学びたい講座をリサーチしておくのが賢明です。
Q. プログラミングスクールを選ぶときのポイントは何ですか?
給付金対象かどうかはもちろん重要ですが、それ以外にも以下のポイントを確認しましょう。
- カリキュラムの内容:転職に直結するスキル(Webアプリ開発・クラウド・データ分析など)が学べるか
- 受講形式:通学・オンライン・ハイブリッドのどれが自分に合うか
- 転職サポートの有無:就職実績・求人紹介・ポートフォリオ支援があるか
- 受講期間と費用のバランス:給付後の実質負担額はいくらになるか
特に「転職保証型」のコースは費用が高い代わりに転職成功までサポートしてくれるため、未経験者には安心感があります。スクール単体の転職サポートに加え、転職エージェントも活用するとさらに選択肢が広がります。
まとめ:教育訓練給付金のプログラミング講座を賢く活用しよう
この記事では、教育訓練給付金の種類・プログラミング対象講座の一覧の調べ方・申請手順を解説しました。最後にポイントを整理します。
- 教育訓練給付金は給付率20%・40%・最大70%の3種類がある
- 対象講座は厚生労働省の検索システムで最新情報を必ず確認する
- 専門実践は受講1か月前までにハローワークでの手続きが必要
- 給付金で費用を抑えながら学び、転職エージェントと並行して転職活動を進めると効率的
スクール費用が高くて踏み出せなかった方も、給付金を活用すれば実質負担を大幅に減らしてプログラミングを学べます。まずは厚生労働省の検索システムで気になる講座を探しつつ、転職の方向性に迷っている場合は転職エージェントへの無料相談を活用してみてください。一歩踏み出すだけで、キャリアの景色がガラリと変わりますよ。
