空と土プロジェクト

酒米づくりツアー酒米づくりツアー 除草編レポート

私がレポートします!

Uさん

今回の「酒米づくりツアー」は、田んぼに生えた雑草を取り去る除草作業。お米づくりに欠かせない大切な仕事の一つです。みんなで田んぼに入って、汗をかきながら雑草をていねいに抜き取ってきました。みんなで汗を流して手間をかけた分、秋にはおいしいお米が実ることでしょう。
 
 
今回の案内人
Uさん
20代 三菱地所社員
田植えと稲刈りの参加経験はあるものの、除草活動に参加するのは初めて。自然を楽しみながらがんばります!
 
 
1日のスケジュール
09:15 甲府駅 信玄像前に集合
10:45 民宿「五郎舎」で昼食
11:30 棚田に移動
11:50 田んぼの生きもの観察
12:45 田んぼの除草
13:30 バスで「増富の湯」へ移動 温泉入浴
14:50 「増富の湯」を出発
15:35 金精軒にて「水信玄餅」の試食、お土産購入
16:20 金精軒を出発、新宿へ
19:15 新宿西口着、解散
 

バスの中で里山の生態についてお勉強


奇二さんから里山の生態についてのレクチャー。
 
前日に関東甲信地方の梅雨明け宣言が出された6月30日、晴れ渡った夏空の下、甲府駅信玄像の前に「酒米づくりツアー」参加者の元気な顔が揃いました。点呼が終わったらバスで「空土ファーム」がある北杜市増富に向かいます。今回のツアーはいつにも増して企画が盛りだくさん。初めて田んぼの生きもの観察も行います。バスの中でスタッフの方からスケジュールの説明があった後、今年から空土ファームの生態調査をお願いしているNPO法人生態教育センターの奇二(きじ)正彦さんから里山の生きものについての楽しいレクチャー。簡単なクイズも出題されて、クイズに正解した子どもたちは賞品をいただきました。

まずは五郎舎で腹ごしらえ


おいしい畑の恵みをいただいて除草活動に備えます。
 

ぐんぐん生長している前回の酒米づくりツアーで植えたヒマワリ。
 
今回は企画が盛りだくさんなので早めに昼食をとりました。昼食のメニューは、民宿「五郎舎」さん特製のたっぷりの野菜サラダと畑で収穫したてのズッキーニが入ったカレーライスに、花豆のゼリーのデザートと、作業に備えてお腹一杯頂きました。黒森の空土ファームでは、前回のお田植えのときにみんなで種蒔きをしたヒマワリが大きく育っていました。もう半月もすれば大きな花を咲かせるでしょう。
 
「お田植えや稲刈りには何度も参加したことがあるのですが、除草は今回が初めての参加。とても楽しみです。いつ来ても五郎舎さんのランチはおいしいですね!もう大満足です」
 

初めての試み、田んぼの生きもの観察


思った以上に、田んぼの中は生きものでいっぱいでした。
 
お腹もいっぱいになって、いよいよ除草作業に取り掛かります、が、その前に田んぼの生きもの調査をすることに。奇二さんから改めて説明を伺い、田んぼに入ります。こんなところに生きものがいるのかなあと思いながら、目を凝らして探していくと、いました!いました!「田んぼの中にはこんなにたくさんの生きものが棲んでいたんだ!」とびっくり。オタマジャクシやヤゴ、アメンボ、ゲンゴロウ…。田んぼは生きものの宝庫でした。そして、奇二さんが準絶滅危惧種の『モートンイトトンボ』を見つけてきました。
 
「ゲンゴロウの幼虫とイトトンボのヤゴ、アメンボを採集しました。少年時代に戻ったような気持ちですね。楽しくて30分があっという間に過ぎて…、もうちょっと続けたかったなあ」
 

足をとられながら、生きもの探し。
 

ほら、ほら、ここに!
 

子どもの頃を思い出して、つい笑顔に。
 

準絶滅危惧種のモートンイトトンボを発見!
 

おいしいお米づくりに欠かせない除草作業


曽根原さんから雑草の見分け方や除草の手順を教わります。
 
生きもの観察の興奮も収まらないまま、いよいよ除草作業のスタートです。今度はNPOえがおつなげての曽根原さんから手順を説明していただき再び田んぼに入ります。オモダカ、コナギ、ヒエなどの雑草を、手でていねいに引き抜いていきます。根気がいる仕事ですが、この手間と労力がおいしいお米になるのです。後半はチェーンを引っ張って雑草の根を浮かせて除去する「チェーン除草」も体験しました。馬車馬になった気分(笑)。
 
「まずは手で雑草を抜いて、その後でチェーン除草を体験しました。こんな方法で草取りができるなんて知りませんでした。ここでがんばると稲がすくすく育つと思ってがんばりました!今から、この田んぼのお米でつくるお酒を飲むのが楽しみです」
 

2班に分かれ、2枚の田んぼの草取り開始!
 

根気よく田んぼの雑草を取り除いていきます。
 

チェーンのすだれのようなものを引っ張って雑草を取り除きます。
 

チェーン除草を体験!引っ張るのには、けっこう力が必要です。
 

「金精軒」で幻の銘菓を試食


最後は「草取り、もりもり」で記念撮影。除草作業、無事終了しました。
 
作業中は、ほどよく雲が出てきて、熱中症にもならず快適に除草作業を終えることができました。おなじみのポーズで全員で記念撮影。この後、「増富温泉」で汗を流し、最後の目的地「金精軒」へと向かいました。「金精軒」といえば、あの「信玄餅」の製造元。実は、純米酒「丸の内」の酒粕を使ったカステラ「純米酒丸の内 酒粕てら」を作っていただいているんです。金精軒の小野社長が増富温泉からバスに同乗してくださり、お菓子作りと農作物のお話などを聞かせてくださいました。そして到着した金精軒では、夏限定、賞味期間30分!地元の方でも購入不可能という幻のスイーツ「水信玄餅」を、特別に試食させていただき大感激!お土産品をいっぱい買ってバスで新宿に帰ります。バスの中では笑い声が絶えませんでした。
 

これが「水信玄餅」。口に入れるとすーっと融けるよう。
 

金精軒本店の前でみんなで記念撮影、今回も充実した活動でした。
 

ツアーを体験してみて

自然とたっぷり触れ合うことができました
初めて体験することも多く充実した一日でした。自然と触れ合えたのがとても気持ちよく、本当に楽しいツアーでした。金精軒さんでいただいた水信玄餅は、今まで経験したことがない食感で衝撃的なおいしさでした。社長さんから、作るのにとても手間と時間がかかるというお話を聞き、今日の除草のようにおいしいものをつくるためには手間をかけないといけないんだなあと実感。次回は稲刈りに参加して、自分の手で稲を刈り取って、そのお米からできるおいしいお酒を味わいたいです。

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