空と土プロジェクト

CSRツアー森林CSVツアー

 

見学の成果から、未来の木材利用を考える

 森の中のオフィスを後にして、本日の見学のまとめともいえるディスカッションの会場へ。

NPO法人えがおつなげての拠点である古民家に移動して、

ワールドカフェ方式のグループディスカッションを行います。

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NPO法人えがおつなげての拠点である古民家「開拓館」です。

 

 

ワールドカフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気のなかで、

相手の意見を否定することなく、自由な発想を尊重する話し合いの手法のこと。

4つのグループに分かれて、本日の感想と、次の新しい発想のきっかけにするための

意見を出し合いました。2ラウンド制で行われたワールドカフェは、

より議論を活性化させるために途中でBee(蜂)役の一名が他のグループに移動して、

それぞれのチームの意見を共有しながら議論をサポートします。

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意見が活発に飛びあうディスカッションでした。

 

木材利用に関する川上から川下までのさまざまな立場の参加者が揃ったことで、

進行役の曽根原さんが時間を気にするほど議論は白熱。

最後にディスカッションを行った4つのチームのリーダーから、

それぞれのチームで話し合った内容を簡単にまとめた発表がありました。

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「木は体感できることが大切。木製の手押し車などを作ってふれてもらうのはどうか」

「国産材を利用するためには、思いきって高層マンションの木造化を働きかけていきたい」

「オフィスで集中したい人向けに、木製の小部屋を作ってはどうか? ユニット化することで、幅広い利用が見込めそう」

といった、直接的に木材の利用に関するアイデアもあれば、

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「木材を使った家づくりの理解拡大を目的に、カラマツの効能を併せてアピールしてはどうか」

「私たちは、木に関して知っているつもりであまり知らない。1日1トーク、木について話すなど理解を深めたい」

「メンテナンスを心配するだけでなく、良いところも悪いところも理解して木材を利用することが大切なのでは?」

「“節があると質が良くない”などの固定概念にとらわれず、今の時代に併せた価値を追求すべき」

「国産材の利用を推進する特区とつくってはどうか?」

など、木材の積極利用に留まらず、生活者の意識拡大に向けたアイデアまでが続出。

短い時間ながら、わくわくするようなイノベーションを期待させるヒントが

たくさん飛び出しました。

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これほどまでに、幅広く活発な意見が出たのも、林業や製材業を営む方から、

行政の担当者、ゼネコン、デベロッパー、コンサルタント、デザイナー、NPO団体など、

木材利用に関わる人材が揃ったからこそ。

帰りのバスの感想では今回のツアーを「伝説の会」と評した方もいたほど、

部署・会社・立場の垣根を越えた有意義なワークショップとなりました。

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繰り広げた熱いディスカッションから、イノベーションを生み出しましょう。

 

山梨で得た想いを、未来へつなげていく

 木材が生み出されてから活用されるまでのそれぞれの現場を見学し、

そこで得た刺激やフィーリングをもとに、最後は熱いディスカッションが繰り広げられ、

大盛り上がりのうちにツアーは終了となりました。

 

今後は、今回のディスカッションで出たアイデアをもとに、

さらに議論を煮詰めるワークショップ&懇親会が予定されています。

 

今回のツアーに、さまざまな立場の人が参加していただいたことにより、

何か新しいことを立ち上げるためには、決してひとつの視点、ひとりの力では成し遂げられないことを知ったツアーでもあったと思います。

今回みなさんが得たきっかけから、どんな未来のイノベーションが生まれるのでしょうか。

 

今後も引き続き、多くの方々が意見を交え、現地での視察を積み重ねながら、都市と農村部の関係がつくられていくことを期待しています。

次回、またみなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

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