2012年01月20日
伝統的な技術 しめ縄作り
11月19日の収穫祭では、コミュニティーハウスのお披露目会をやりました。
このお披露目会では上棟式をやって、安全祈願をしました。
上棟式では神棚を飾り、お清めなどをしましたが、準備としてしめ飾りを作る必要がありました。
しめ飾りとは神社でよく見かける、ワラで編んだ縄と稲妻の様な形をした
白い紙で、儀式の飾りをすることです。ちなみにこの白い紙は紙垂(しで)といいます。
上棟式には今まで参加したことがなかったので、地域のおばあちゃんに
相談しました。
「お田んぼをやってるなら、しめ縄ならそのワラで編んじまえばいいずら」
とアドバイスしてくれ、縄のない方も一緒について教えてくれました。
まず始めに、束になったワラを平らな場所で木槌などを使用して
叩いていきます。これをやるとワラが頑丈になるそうです。
下の写真のように叩きます。
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(写真左)が地域のおばあちゃん。
今は高齢のためやっていませんが、田んぼは小さい頃からやっているので
聞けば何でも知っている田んぼのプロで、勝手に師匠にさせてもらっています(笑)
ワラを魔法のように操り、いろいろな道具にしてしまいます。
稲刈りの時も、以前は買ったヒモで束にして結んでいたのですが
その時も伝統的なワラを使用する結び方を教わりました。
そのやり方でやると、本当に楽に結べて、格段に作業効率も上がりました。
そんな地域のおばあちゃんに今回もしめ縄作りで「巧みの技」を見せつけられました。
だいぶ縄ないはやってなかったと話していましたが、「巧みの技」は今も健在です。
手本を見せてもらいましたが、あれよあれよという間にしめ縄ができあがりました。
しかも、均一でバラつきがなくきれいにできていました。
農場スタッフも教えてもらいながら作ったのですが、均一に縄をなうことは
難しかったです。慣れてくるとスピードは少しあがりますが、バラつきなく
きれいに縄をなうのはなかなかうまくできませんでした。
このしめ縄を作った時の縄ないの映像があるので見てみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=rqItyQhelIg" target="_blank
映像にはないですがこのしめ縄を作った時、さらにその縄を使って
わらじの作り方も教えてもらいました。
稲刈りをしてお米の脱穀後に残ったワラを、上棟式などの儀式で使用するしめ縄、
道具としてワラを束ねておく縄、生活品として歩くのに必要なワラぞうりなどに
作り変えていたことを思うと、伝統的な技術の素晴らしさは驚くものばかりでした。
11月19日の収穫祭の時には、作ったしめ縄を竹に結び、紙垂(しで)をつけて
お酒とおもちを捧げ、無事に上棟式を行うことができました。
最近、田舎でも上棟式などは減ってしまってなかなか経験出来る機会も
少なくなっています。
しめ縄作りを通じて、とても貴重な経験ができたような気がします。
以上、しめ縄作りのご報告でした。
