2011年03月28日
みなさん、こんにちは。
黒森は3月になり、やっと雪も解けてきました。
しかし、標高1,100mという場所はなかなか気温も上がらず、いまだに雪が舞うこともしばしば・・・。
春はもう少しお預けです。
厳しい寒さといえば、東日本大震災で被害にあわれた方々、特に住むところを失い避難所で生活している皆様は、東北という土地もあり大変な寒さの中での生活を強いられていることと思います。
一日も早く災害前の生活を取り戻せるように、われわれもできるところから協力していきたいと思います。
さて、今回は昨年の10月下旬に播種しました小麦のその後の様子をお伝えします。
まずは、2月の小麦。
雪の中でじーっと耐え抜いてきました。
少し暖かくなり雪が解けたので、ひさしぶりの太陽とのご対面です。

でも次の日に、雪解け水が凍りつき氷水に浸かってしまいました。

うーん...冷たそうだ...。見ていても辛くなる一枚です。
しかし、これでも枯れずに大きくなる小麦たち。
やはり小麦は厳しい環境の中でも鍛えられて大きくなっていくんだなーと感心しました。
今年は3月に入ってもなかなか晴天が続かず、土が濡れていてなかなか麦踏みができずに困っていましたが、先日、土が乾いたところから麦踏みを始めました。
昨年のブログでも麦踏みの説明をさせてもらいました。
根の定着、茎の立ち上がりが良くなる効果や、穂がそろって出てくる効果があり、しっかりとやっておきたい作業です。
雪が解け、久しぶりに青空を見上げる3月の小麦です。

この状態で麦踏み。

ペチャンコになっていますが、心配ありません。
すぐに立ち上がり、一週間もするとグングン伸びてきます。
しかし! この時期がいちばんシカの食害を受けやすい時期なのです。
この伸び始めにシカに食べられると小麦もいじけてしまい、大きくなってくれません。
昨年は4月下旬に被害にあってしまいましたが、4月上旬に食べられると、復活するだけのパワーが小麦にまだ無いので、深刻なダメージを受けることになります。しっかりと電気柵を設置し、ここまで大きくなってくれた小麦を守ってあげたいと思います。
今後の様子も、この空土ブログで引き続きレポートしていきます。お楽しみに!!
農場スタッフでした。
2011年03月24日
みなさんこんにちは
酒づくりツアー最終回は、
『空土倶楽部特別企画:酒米づくりツアー(酒蔵見学編)』です。
前日までの雪のため、開催が危ぶまれましたが、
雪も多少パラつく程度で無事開催できました。
まずは道の駅グランプリ受賞歴のある道の駅とよとみにて散策。
(帰りの『おつまみ』を調達している人もいたとか、いないとか。。。)
その後、バスは一路萬屋醸造店へ。
オープニングセレモニーとして、酒蔵ギャラリー・六斎にてご挨拶。

(萬屋醸造店 中込社長)

(依田酒店 依田社長)
その後2班に分かれて酒蔵見学と郷土料理のおひるごはん。
普段なかなか見ることのできないお酒づくりの現場を、
社長自ら説明していただきました。


今しぼったばかりのお酒の試飲まで。

お昼ごはんは近所の古民家料理屋さんの「あおやぎ宿 追分館」さんにて。

おひるの際には、「銀座 寿司幸本店」さんより、
稲荷寿司の提供もいただきました。

農場スタッフ、2個もいただきました。おいしかったです。
酒蔵見学とお食事が終わったら、お待ちかね「純米酒 丸の内」お披露目です。
空土収穫祭で中込社長からいただいた、お祝いの酒と同じ
『枡々半升(ますますはんじょう)瓶』バージョンまで。。。

西貝部長の音頭で乾杯!

合間に杜氏の田中さんによる純米酒 丸の内にまつわるお話や、
依田酒店 依田社長のお酒についての熱い思いを語っていただきました。
これまでのツアー同様、萬屋醸造店さんのお酒を試飲しながらの懇親。
この時間が楽しくて、このツアーに来ている人も多いのでは。
そして記念撮影。
中込社長。酒瓶を頭上に載せた姿がお茶目すぎです。

その後バスにて一路東京へ!
盛会にてツアーも終了いたしました!
以上、農場スタッフがお届けいたしました。
2010年度の空土ツアーも最終回となりました。
フィナーレにふさわしい華やかなツアーとなったのでは、と思っています。
農場では既に2011年度に向けて着々と準備を開始しています。
また、みなさんと一緒に
御門の田んぼや黒森の畑で汗を流せる日を想い描きながら、
このブログ記事を終わりにしたいと思います。
御門のカエルとともに、お待ちしてます!
2011年03月01日
みなさん、こんにちは。
今回は空土ファームや空土田んぼのある増富地域のお話です。
去る2月9日、11日から12日、そして14日から15日にかけて御門集落のある
増富地域では雪が降りました。
今シーズンに入って初めてのまとまった雪となりました。
東京を始め関東近県でも雪が積もったようですね。

2月9日、増富地域にあるみずがき湖
12月はまだ湖畔の表面は凍りませんが、1,2月に入ると表面が凍りだします。
それを聞くと、何と寒い地域だろうと思われるかもしれません。
増富には温泉郷があり、毎年この時期に「氷まつり」が行われていました。
凍った氷のオブジェが展示されていましたが、それも3年前に終わりを
迎えてしまいました。
気候がかつてに比べ温暖になり氷が溶けてしまいオブジェとして
展示できないのが原因だそうです。
そうは言っても農場スタッフ全員、出身が増富地域ではありません。
まだまだ増富の冬の寒さには慣れないのが現状です。
ツアーの説明の中や、このソラツチブログでも何度か説明しているので、
耳馴染みの方も多いと思いますが、空土ファームがある黒森集落は
標高が約1100メートル、空土田んぼのある御門集落は同じく約900メートルある地域です。
夏は避暑地として涼しくとても過ごし易いですが、その代わり冬は寒さがとても厳しい地域です。
2月11日、空土田んぼのある御門集落
冬の増富は観光客の数も少なく静かですが、さらに雪が深々と降って静まりかえっています。
雪が降ると地域の方が除雪してくれます。さらに軽トラックを四輪駆動にして走りますが、
それでもタイヤが雪にとられてひやひやしながらの運転です。

2月16日、御門集落の空土の田んぼ
2回目の雪の後です。
目をよく凝らすと、棚田の形がうっすらと見えます。
この雪50センチも積もりました!
長靴を履いていても、雪は容赦なく中に入ってきます...。

2月9日、黒森集落
写真、中央あたりに見える建物はいつもツアーでお世話になっている五郎舎さんです。
五郎舎の女将さんによると、今シーズン一番寒かった時で、マイナス14度!!
凍てつく寒さです。
ビニールハウスに降り積もった雪
私たちの農場では、育苗(いくびょう:苗を育てること)にビニールハウスを使用します。
雪が降ると、雪の重みでハウスが倒壊してしまわないかが、一番の心配事に
なります。
雪が降ると、深夜でも雪を下ろしに向かいます。
ハウスがなければお米も夏野菜もまったく育てることができません。
非常に大変ですが、この時期欠かすことのできない作業です。
以上、普段のツアーでは見られない増富地域の様子をご紹介しました。
農場も3月になれば、いよいよ本格的に始動です。
また増富でみなさんにお会いできること、楽しみにしています!
以上、農場スタッフからのレポートでした。