2009年09月01日
8月の田んぼ・後編 【出穂】
8月20日、ほぼ例年と同じ時期に出穂(しゅっすい)しました。
出穂とは読んで字の如く、稲の穂、つまりお米になる部分が出てくることです。
下の写真が出穂したての穂の様子です。
一つ一つの粒に白いものが付いているのが分かりますか?
実はこれ、稲の花なんです。
「え~っ!稲って花が咲くの?」
と思う方も多いでしょう。
そう、稲だって花が咲くんです。
もっと詳しく言えば、この白いものは稲のおしべです。
一つ一つの粒の中におしべ、めしべがあり、開花して受粉します。
開化といっても稲の花には花びらがありません。
ちなみに、稲の開花時間はたったの2時間ほど。
(写真は開花後に残ったおしべです)
さて、出穂に喜んでいるばかりではいけません。
気になるいもちの方はと言えば・・・
葉いもちから穂いもちに進行すると、米の収量が激減すると前のレポートでお伝えしたところですね。
穂いもちが出ているかどうか、田んぼ全体の写真を見てみましょう。
きれいに穂が出そろっています。
穂の色から判断して、今のところは穂にはいもちが感染していないようです。
穂いもちに感染した穂は茶色く、すかすかになってしまいます。
毎日の水見の時、穂いもちが発生していないかどうか入念に観察します。
もし出れば、すぐさま除去するのです。
もうしばらく緊張状態が続きます。
うまくいけば、9月中旬には実がしっかりと形成され、実の重さで穂が垂れ下がってきます。
そして10月には稲刈りを迎えます。
5月にお田植えをした空土の田、いよいよ正念場です!
農場長でした。
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