2009年06月22日
田植えから約1か月。
田植え直後に少し元気がなくなったように見えた稲の様子はどうなっているでしょう。

田植え後1か月の稲の様子
ほ~ら、こんなに元気になりました。
茶色くなっていた葉も、きれいな緑になりました。
背丈は5cmくらい伸びたかな。
とてもよく育っているようですね。
でも、一株一株よ~く見てみると・・・・
ん?
あれ?
少し茶色い葉っぱがあるぞ・・・
おっ、なんだこいつは!?

「私たち、稲の葉っぱが大好物なの。」
なんだか小さいやつが葉っぱにくっついているぞ。
一体、あなたはだ~れ?
こんな時は増冨地域の田んぼのことは何でも知っている"田んぼ名人"に聞いてみましょう。
(いきなり登場、田んぼ名人)
田んぼ名人:
「こりゃ、ドロムシっちゅうやつだ。
ちっこくてよく見えないけんども、よ~く見ると背中に泥をしょってるじゃんね。
だからドロムシっちゅうわけ。
こいつらはイネの葉を食べるけんども、時期になればいなくなっちもうよ。
どうしても気になるようじゃあ、クルミの木の葉っぱ付きの枝で払ってみろし。
クルミの葉にはコワくて(かたくて)細かい毛がついているから、
ドロムシが引っ掛かって落ちるっちゅうこんだ。」
注)名人は甲州弁(山梨の方言)をしゃべります。
なるほど・・・ドロムシか。
稲が食べられてるのは心配だけど、もう少し様子を見てみましょう。
それで害が増えるようなら、田んぼ名人の言うとおり、クルミの枝で払ってみましょう。
標高900mの空土の棚田もいよいよ夏らしくなってきました。
これからが稲がどんどん伸びる季節です。
次回のレポートの時にはどうなっているかな?
以上、農場長でした。
2009年06月17日
みなさん、こんにちは。
6月7日に行われた味噌づくりツアー 青大豆の種播きから、約10日が経ちました。
畑の様子はどうなっているのでしょうか?のぞきに行ってきました。
よ~く見てみると、まだまだ小さな小さな赤ちゃんのような芽ですが
ちゃんと芽が出ていました。かわいいですよね。
小さな丸い種から、このような芽が出るんですね。

●青大豆の芽
この小さな芽はハトの大好物で、そのままにしておくと全部食べてしまうんです。
困りますよね。
そこで秘密兵器の登場です!!
「かかし」のベティ君です。(勝手に名前をつけました)

●かかしのベティ君
「かかし」で大丈夫?と思いますよね。
実は、鳥害(鳥に食べられてしまうことによる害)を防ぐグッズはいろいろあります。
ハト除けのキラキラ光る「防鳥テープ」や、
大きな爆発音でびっくりっさせる「爆音機」・・・
いろいろ試した結果、この原始的な「かかし」が一番鳥害除けに効果があるのです!!
しかし、ただ置いてあるだけでは効果がなく、2日に一回は設置場所を移動させて
畑に、人がいるみたいにします。そうすると、ハトが寄ってこないんです。
これが結構ハト対策には、効果があるんです。
もう少し芽が大きくなると、芽が固くなるのか、ハトに食べられる心配はありません。
それまで、「かかしのベティ君」しっかり見張りをよろしくお願いします。
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年06月14日
春蝉の鳴き声が、夏の訪れを感じる季節となりましたね。
黒森集落では、ここ何週間か週末雨が続いていましたが
今週末は久し振りの晴天に、恵まれました。
今回は味噌づくりツアー、大豆の種まき編です。
午前に、みずがきランド裏にある森林を散策しました。
森の中にはたくさんの種類の草や樹木などがありますが、さわってしまうと
かぶれる植物があります。
下記の写真が「うるし」という、手を大きく広げたような枝ぶりの植物です。
注意して下さいね
●「うるし」です。
さあ~散策していきましょう。
森の中は、涼しくて気持ちいいですね。
硬くて丈夫な「クリの木」、この地域に多く植林された「からまつ」、
樹齢年数不明の大木「ツガの木」などを散策後、
ツガの木の下にある守り神に、みんなで手をあわせ
午後から播く大豆が、たくさん収穫できるようにお祈りしました。

昼食まで、NPO法人えがおつなげて代表の曽根原からの、「農と食の近未来」と
題したレクチャーを聞いていただきました。
大半の食糧を輸入に頼っている日本!
現状と問題点、ロシアのダーチャに学ぶ自給自足的ライフスタイルの提案などが
述べられました。
午後から作業開始です。
地域のインストラクターの方々に教えていただきながら行いました。
青大豆の種まき、じゃが芋の草取りと土寄せ、さつま芋の畝たてと苗の定植
を行いました。
青大豆の種まきは、60cmの幅でひもを張っているので、その下に人差し指の
第一関節まで穴をあけ、2粒づつ30cm間隔で播いていきます。
なぜ2粒、播くのでしょう??
理由は2つあります。
一つ目は、発芽しなかった時の保険として。
二つ目は、1か所から2本発芽した大豆が、雨風で倒れないようにお互いに
支えあって生長するためです。
でももし、1つしか発芽しない場合でも、その1本は頑丈に育つのです。
何とも不思議ですね。
午前中、神様にお願いしたようにたくさん収穫できますように....

じゃが芋は、草取りと土寄せです。
草取りの目的は、ジャガイモにお日様があたるようにするためや、養分を雑草に
とられないためです。
雑草が、なかなか抜けなくて大変でしたね。
土寄せの目的は、新芋は種芋の上の部分につくため土を盛って、
つく場所を確保するためです。
土寄せしないと、じゃが芋が地表に出て、緑色に変色してしまいます。
さつま芋は、畝たてと苗の定植です。
まず土をかまぼこ型に盛り、畝を高くします。
苗は40cm間隔に、深さ約10cmに斜めざしします。
あまくておいしい、さつま芋が収穫できるといいですね。

作業の後は、おやつの時間です。
えがおファームで採れた青大豆を使った、和菓子屋「清月」さんの豆大福を
畑でいただきました。
小豆とたくさんの青大豆が入っていて、とっても美味しかったですね。

●えがおファーム「清月農場」の看板です。
本日の作業は、これで終了です。
みなさん、お疲れさまでした。
最後に、集合写真を撮りました。

この味噌作りツアーは、種まき、草取り、収穫、味噌仕込みと4回続きます。
自分のまいた種が、お味噌になるまでを、是非体験してみてください。
次回は大変な草取りですが、またお会いできる日を楽しみにしております。
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年06月09日
畑のレポート第一弾から約10日経ちました。どんな作物にどんな変化があったのでしょうか。まずは、空土の畑の全体写真から。分かるでしょうか?マルチが張ってある所が全て、空土の畑です。ここには、とうもろこし、じゃがいも、にんじん、枝豆が植えられています。でも、まだ、どこに何が植えられているか分かりません。が、それは、後でのお楽しみということで。

それでは、畑にズームイン!おっ、これは何でしょうか?

答えは、にんじんの芽です。まだまだ、小さいですね。よく見ると二つ芽が出ています。どちらが、より元気に育つのかな?今後も成長を追って報告したいと思います。
次は、じゃがいもにズームしてみましょう。あっ、これは何だ!虫がいるぞ!この虫は、「にじゅうやほしてんとう」といって、じゃがいもの葉が大好物なんです。本当は、虫に葉を食べられて欲しくはないのですが、例え食べられたとしても、収穫には影響しないので心配しないで下さい。とは言っても、害虫なので退治しました。

次もじゃがいもです。じゃがいもには、たくさんの芽が出てきます。たくさん出た芽をそのままにしておくと、たくさんじゃがいもは出来ますが、小さいいもばかりになってしまいます。そこで「芽かき」という作業が必要になります。「芽かき」をして、芽の数を制限することによって、大きいいもを収穫出来るということです。写真は、「芽かき」されて抜かれた芽です。小さい赤ちゃんじゃがいもが先に出来ていました。かわいそうですが、大きいじゃがいもを収穫する為だと割り切りましょう。
また、「芽かき」して風通しをよくすることによって、葉が茂り過ぎて、病気になるのを防ぐという意味もあります。

と、いうことで、今回はここまで。
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年06月04日
マンションツアーにご参加のみなさんによる'お田植え'から10日が経ちました。
空土の棚田はどうなっているでしょう。

夕方の田んぼの写真です。水が少ないですね。
う~ん、きれいに稲が整列していますね。
まっすぐに植えられた苗を見ると、背筋が「ピンッ」としてきます。
ちなみに、田んぼには毎日必ず2回行きます。
水の量を管理するためです。これを'水を見る'と言います。
この水を見ること(水見・ミズミ)を、田植え後~9月上旬に水を抜くまで、雨の日も風の日も毎日欠かさず行います。
一日2回の水見の時間は、5:00と19:00です。
どんなに眠くても5:00に、どんなに疲れていても19:00に行きます。
水を見る理由や時間については、またいずれお話しましょう。
それではちょっと苗にクローズアップ。

あれっ、あれれっ!!
稲が黄色くなってるぞ~。
何だか元気がなさそうですね。
何でだろう?
理由は、環境が変わったからです。
今まで狭い苗箱の中で過ごしていた苗が、広い田んぼに引っ越しをしたわけですが、
田植え直後はまだ根が田んぼの土に活着(根が付くと言います)していないため、
自分の足(根っこ)で養分を吸い上げることができないのです。
田植え後半月もすると、根がしっかりとついて、今は黄色い葉っぱもいずれ緑を取り戻します。
さて、今日はこのへんでレポート終わり。。。にしようと思いましたが、普段は滅多にお目にかかれないものを発見しましたので、その喜び(?)をみなさんにもおすそ分けしましょう。
それは・・・

おしりを押さえられちゃって、動けないのよね。
ジャーーーーーーーンッッ
水カマキリだ~~!!。
昔は田んぼにはタガメや大きなゲンゴロウ、そしてこの水カマキリもたくさん住んでいたそうですが、近頃は数がかなり減ってしまいました。
タガメなんて、愛好家の間ではかなりの人気昆虫ですね。
昔たくさんいた生き物たちが再び帰ってくる田んぼ・・
空土の棚田がそんな場所になるといいですね。
以上、農場長でした。