青大豆育成中です!

みなさん、こんにちは。
6月の中旬に播種された青大豆がぐんぐんと成長しています。
かかしのスザンヌがしっかり働いてくれたおかげでハトの被害にも遭わず、
7月の暖かい気候と太陽の日差しを浴びて大きくなっています。

今回は豊かな実をつけるために欠かせない作業「中耕」と「土寄せ」の状況をお伝えします。
「中耕」とは一列に並んで植わっている大豆と大豆の畝間(列の間)を管理機で耕していく作業です。これにより除草作業が行われます。
「土寄せ」は伸びてきた大豆の根元を土で埋めてあげることです。
埋まってしまった茎の部分からはナント! 新しい根が出てくるのです! 
土の毛布を首元までかけてあげる感じですね。
多くの根を出すことで、土中の養分を確実に吸い上げ、さらにどんどん重たくなる大豆自身の体をがっちりと支えるのです。当然ながら、実の付きも良くなるのです。

実は、この中耕と土寄せは同時に作業できます。
まだ大豆が小さいときは中耕だけをして除草します。
大豆が成長し、土寄せができる大きさ(約20cm)になった時期以降は
雑草の生え具合を見ながら土寄せを定期的に行っていきます。

この時期には、すでに大豆は30cmほどに成長していますので、
今回は両方の作業を同時に行う様子を紹介します。

では、早速見ていきましょう。
まずは管理機の紹介、クボタの「Midy」です。
DSCF1516.jpg
今年から登場したNewフェイス。小さなボディーに大きなパワー。
なかなか乗り手を選ぶパワフルな奴ですが、使いこなすと作業がどんどん進んでいきます。
現在、手なずけているのは農場長のみ...。スタッフはさらなる精進が必要です。

作業前のファームの様子はこちら。
DSCF1509.jpg

IMGP0348.jpg
根元に雑草が生えてきて大豆も迷惑そうですね。中耕して土寄せをしてあげるとどうなるか...。最後のほうで紹介する写真で比べてみてください。

DSCF1512.jpg
作業の拡大図。
本体の下に見えるシンバル内側の部分にツメがあり、これで耕耘をしていきます。
そうして耕され柔らかくなった土を後ろの黄色の羽のような部分「培土機」で土を寄せていきます。
DSCF1514.jpg

大きな草は手で除草する必要がありますが、小さな草はこうやって埋めてしまうことで処理できます。
DSCF1510.jpg
これを丁寧に定期的に行うことで除草作業をする必要がなくなります。

作業後の様子がこちら。
DSCF1515.jpg
根元がしっかりと土に覆われ草が無くなり大豆も居心地がよさそうですね。
DSCF1526.jpg
作業前の写真と比べていただけるとわかると思いますが、草が無くなり大分スッキリとしてしっかり土が見えていますね。
このような状態に畑を保ってあげることで、野菜たちは実りの喜びとおいしい食べ物を人間に分けてくれるのです。

次回の報告は8月を予定しています。
すっかりと成長した青大豆の様子をお届けできると思います。
それまで草に大豆の成長を邪魔されないようにしっかりと管理していきます。

次回の報告を楽しみにお待ちください。

それでは、農場スタッフからの報告でした。

じゃがいも

みなさんこんにちは。

空土ファームの野菜たちですが、7月に入っても順調に生育を続けています。
収穫まであと一息。
今回は先日行ったジャガイモの芽かき・土寄せ作業についてご報告します。

芽かきとは、不必要な芽を取り除くことを云います。
これにより、残した芽に栄養分が集中し、
生育が促進され、立派なジャガイモに育ってくれるのです。

芽かきのやり方ですが、株の中の太い芽を3本ほど残し、他の芽を引き抜きます。


芽かき1.JPG


このとき、地中のタネイモが抜けないように株の根元を片手で押さえ、
もう一方の手で芽を持って引き抜くのがポイントです。

すると、これくらいの株が...


芽かき2.JPG


これくらいまですっきりとします。


芽かき3.JPG


芽かきをした後は、株元がぐらぐらしてくるため、土寄せをします。
土寄せとは、農作物の根元に土を寄せかけることを云います。
これにより、根をしっかりと張らせることが出来るのです。


土寄せ1.JPG


今回はジャガイモのご報告でしたが、
次回は他の野菜の生育ぶりについてもお伝えしたいと思います。

今後も収穫までの畑の様子を定期的にご報告していきます。
以上、農場スタッフからのレポートでした。

御門の棚田、近況です!

みなさん、こんにちは。

今回は、みなさんにお田植えしていただいた御門集落の棚田の草取り作業を
レポートします。

5月22日、空土バスツアー「親子田植え体験」、5月29日酒米づくりツアー「お田植え編」でお田植えしていただいた、棚田の稲は順調に育っています!

私たちの農場では農薬に頼らない方法で米、やさいを育てています。
その栽培方法において、作物の生育を促すには除草作業が大きなポイントと
なってきます。
この除草作業を怠ってしまうと、収穫がほとんど望めません。
それでは実際に、田の除草作業はどのように行うのか見ていただきましょう。

私たちの農場では、除草作業を以下の3つのやり方で行います。
①ゴロという道具を用いての除草
②手による除草
③チェーンによる除草
それでは順に追って見ていきましょう!

まず①のゴロによる除草です。
ゴロ.jpgのサムネール画像
「これがゴロです」

このゴロと呼ばれる道具で、稲が植えてある列と列の間(条間と言います)を押して歩き、
泥を転ばせます。
ゴロ押し.jpgのサムネール画像
「ゴロを押すのは結構大変!」

そうすると、生え始めの若い雑草は水面に浮き上がってくるのです。

そして②の手による除草です。
手による除草.jpgのサムネール画像
「常に中腰で大変...。」

これは①のゴロによって入ることができない、稲と稲の株の間(株間と言います)を
手でかき回していきます。
またゴロでは除草できない、ある程度根付いてしまった雑草を駆除することを目的とします。
御門除草 手のアップ.jpgのサムネール画像
「手の除草作業のアップです」

この手による除草作業は常に中腰のため、3つある除草作業の中で、これが一番大変な作業です...。
畑や田を含めた全ての除草作業の中で、一番大変と言ってもいいでしょう。
この手による除草作業の労力を減らすため、先にゴロによる除草を行うのが懸命なのです!

そして最後に③番のチェーンによる除草です。
御門 チェーン除草.jpgのサムネール画像
「これが秘密兵器!チェーン除草!!」

モップにチェーンをつなぎ、稲ごとなぎ倒して除草するやり方です。
これによって水草の種を浮き上がらせ、水草の発生を未然に防ぐ効果があります。
写真を見ると、稲をなぎ倒すので可哀想に思うかも知れませんが笑、しっかりと
根付いた稲はまたちゃんと立ち上がってくれるのです。
この除草方法は、有機栽培や自然栽培による稲作の除草において、かなり
スタンダードな方法になってきています。
このチェーン除草を計画的に行うことによって、①と②の方法による除草の
回数を減らすことができるのです!

この①②③の組み合わせで計画的に除草を行っていきます。
ただ、田に足を踏み入れることができるのは、目安として田植えから約40日。
それ以降に田に入ると稲の根を足で切ってしまい、生育が望めなくなってしまいます。
つまり、それまでにある程度雑草を取り除かなければ、収穫は望めないと言うことです。

お気づきの通り、5月の下旬に田植えをし、現在7月初旬です。
もう約40日、雑草との格闘は目処をつける時期にきています。

これらの除草の効果は、秋の収穫時に現れてきます。
10月の収穫を楽しみにしてくださいね!
きっとたくさんの恵みを与えてくれるはずです!

以上、農場スタッフからのレポートでした。


5月29日 酒米づくりツアー:お田植え編 レポート

みなさん、こんにちは。
先日(5月29日)行われた酒米づくりツアー:お田植え編の様子をご報告いたします。

農作業にもってこいの暑すぎない、うららかな日差しのなか、
酒米づくりツアーが行われました。

お田植えにちょうどいい、ヒタヒタの水加減。
苗の束を点在させた状態で皆さんのお越しをお待ちしました。
20100529田植え前3.JPG

地域のインストラクター、スタッフの自己紹介の後、
農場長の指揮の元、スタッフによるデモンストレーションを行いました。
見えますか?
20100529デモ3.JPG

実際にこれから植える苗の束を手に、目つきも真剣です。
20100529デモ(苗を持つ)3.JPG

で、実際にお田植えです。

はじめは、泥のヌルッとした感触にちょっとびっくりした方もいらしたようですが、
『案外あったかい。』『なんか気持ちいい』などと言いながら、
ヒモ(田引きヒモと言います。)の後ろに一列に整列したいただきました。

再度、列に加わった地域インストラクターから『こうやって持つんだ!』と
教わりながら、田植え開始です。
20100529苗はこう持つ3.JPG

『自分の前の田植えが終わったら、一歩下がって足つぼを均(なら)しなさい!』
のインストラクターの声に『足つぼ?』と言う声もありました。
そうです。
地元の方は、田の足跡を『あしつぼ』って言うんですね。
水溜りになっている足跡のことを『あしつぼ』と表現するあたりが、
なるほどと、感心させられます。

スタッフの動かす田引きヒモに沿って、順調に田植えも進み、
『終わった!』の歓声も聞かれるころになると、
田の水温も上がり、一歩下がるときに感じる暖かい水温と、
まだちょっと冷たい泥のコントラストに太陽のぬくもりが感じられます。
20100529もうすぐ終わる3.JPG

すがすがしい陽気と、心地よい疲労感の中、お田植えを終了し記念撮影。
なかなか経験できない体験と、達成感に満ちた皆さんの笑顔が最高です。
20100529集合写真3.JPG

田んぼにも、こんなにきれいに田植えが完了しました。
20100529田植え後3.JPG

その後、泥まみれの足を用水路にて洗い、バスの到着を待ちます。
ここでも、キュッと冷たく意外と速い水の流れにビックリです。
20100529足を洗う3.JPG

作業の後は、お楽しみのお昼ご飯。
一息入れて、お楽しみの萬屋醸造店さんによる『酒造りセミナー』。

萬屋醸造店さんには、お田植えのときから、ご参加いただいたので、
打ち解けた感じでセミナーを開催しました。

まずはじめに、中込社長から日本酒にまつわる情勢についてお話いただき、
続いて芦沢さんから、醸造方法について教えていただきました。
さすがに皆さんお酒好きとみえて、目が真剣です。
20100529聴講の様子3.JPG

中込社長の『出荷量が昭和50年代から半減している。』といった話や、
現在流通している日本酒の約7割が、いわゆる工業的な手法で醸造されている実態に、
思わず声を上げている方も。
20100529中込社長3.JPG

そんな中、『国産のコメで安心した酒を届けたい。』という思いを胸に
これまで取り組んできた歴史をお話いただきました。

また、そのような取り組みを続けている酒蔵さんに今回の酒米の醸造をお願いできることに、
感謝の気持ちで一杯です。


芦沢さんからは、工程について教えていただき、
半日以上掛けて精米後、10日ほど『からし』(冷却・寝かす)を行うなど、
ゆっくりじっくり進めている工程があると思えば、何秒単位で作業を進める洗米・浸漬作業など、
お酒造りの奥の深さを教えていただきました。
20100529芦沢さん3.JPG

芦沢さんからの
『日本酒は酒のなかでは珍しく、温度を変えると実に様々な表情を知ることが出来る。』
とのコメントに、試飲への期待感が高まります。

途切れない質疑の後、お楽しみの『試飲体験』
またとない機会に、中込社長や芦沢さんとの会話も楽しんでいただきました。

皆さんの様々な期待を胸にお田植えされた酒米『ヒトゴコチ』。
今後、生育状況をこの『ソラツチブログ』でご報告していきます。
ご期待ください。

青大豆 栽培スタート!

みなさん、こんにちは。
今年も空土ファームでの青大豆の栽培がスタートしました。
第一回目は播種の状況をお伝えいたします。
青大豆の播種に関して作業の流れを簡単に説明しますと、
① 畑の耕耘
② 播種
③ かかしの設置 
という感じです。
早速その様子を見ていきましょう。

まず①畑の耕耘。
これはトラクターを使って行います。
DSCF1219.jpg
土がよく乾いた状態で作業するのが重要なポイントです。
大豆にかかわらず、どんな作物でも同じことが言えますが、播種した時の土の状態が
一年の出来不出来を左右するので、とても大切な作業です。
つぎに行われる播種作業もこの耕耘が上手に行われているととてもスムーズに行われるのです。

耕耘後は②播種
今回は手植えではなく機械による播種です。
DSCF1224.jpg
使用する機械はこれ! その名も「種まきゴンベエ」!
ハイテク機器も装備しておらず、自立も困難な彼ですが、種まきに関しては頼れる奴です。
DSCF1228.jpg
一定間隔で種を落とし、覆土してくれます。たまに種を落としてくれなかったり、覆土しないで行っちゃったり...。それでも圧倒的スピードで種まきが終わるので助かります。

播種がうまくいったあとは③かかしの設置 
青大豆はハトの大好物。播種後は特にハトに狙われます。
しっかり対処しないとあっという間に種を食べられてしまうのです。
そこで登場! かかしのスザンヌ!
(毎年ネーミングには悩みますが・・・)
2010060617270003.jpg

ファームのある、増富地域では、ハト対策にはかかしが一番効果的! 見た目もGOODですね。
そのチャーミングな姿は、人には癒しを、ハトには脅威を与えます。

当然かかしは自分で歩いてくれないので、二日に一回ほど移動してあげなければハトにばれてしまいます。
偽物であるとバレた途端に食べられてしまいます。かかしの移動も大切な圃場管理の一つなんですね。


次回の報告では発芽後の青大豆の様子をお届けできると思います。
それまでハトに食べられないように、スザンヌとともに管理していきます。
次回の報告を楽しみにお待ちください。

それでは、農場スタッフからの報告でした。

都市と農山村をつなぐ 空と土プロジェクト
July 2010
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新のエントリー
青大豆育成中です! - 2010.07.20
じゃがいも - 2010.07.13
御門の棚田、近況です! - 2010.07.07
5月29日 酒米づくりツアー:お田植え編 レポート - 2010.06.23
青大豆 栽培スタート! - 2010.06.16
5月22日 空土バスツアー 「親子田植え体験」 - 2010.06.10
小麦 ~成長加速中!~ - 2010.06.09
野菜畑その後 - 2010.06.08
野菜畑に春の訪れ - 2010.05.19
シカ警報!! - 2010.05.13
月別エントリー
2010年7月 (3)
2010年6月 (5)
2010年5月 (2)
2010年4月 (4)
2009年12月 (2)
2009年11月 (4)
2009年10月 (3)
2009年9月 (6)
2009年8月 (4)
2009年7月 (3)
2009年6月 (5)
2009年5月 (7)