2009年12月14日
いよいよ、この味噌づくりツアーで、今年最後のツアーとなりました。
皆さんで播いた青大豆が味噌に生まれ変わる。わくわくしますね。
当日は、すっきりと晴れて気持ちいい天気の中で作業ができました。
以下、その作業のレポートをしていきたいと思います。
まず、味噌の材料について。
今回は、出来上がり量で200㎏の味噌を仕込みました。
味噌の材料は、以下の通りです。
① 空土ファームで採れた青大豆 50㎏
② 麹(こうじ) 76枚(米・麦半分ずつ)≒青大豆とほぼ同量の目方
③ 塩 25kg
これらの材料を使って味噌を仕込んでいくのですが、
次に味噌仕込みの手順を、実際に体験して頂いた通りに記していきます。
① 青大豆は、指でつぶれるくらいのやわらかさになるまで、大きな釜で茹でます。
この作業は、6:00に大きなかまどに火を入れるところから始めて、茹であがりまでにかなりの時間がかかるので、私たち農場スタッフのほうで行いました。

② 次に、茹でた青大豆を、熱いうちにミルというミンチを作る機械でミンチ状にしていきました。青大豆のミンチ、モンブランみたいで美味しかったですね。

③ そして、青大豆のミンチを人肌くらいになるまで冷めるまで待ちます。
ミンチが冷めるのを待つ間は昼食タイムです。
今回メニューは、山梨名物「ほうとう」を始め、地元の食材を使った料理に加え、
つきたてのお餅でした。殆んどの方が初めての餅つき体験にもかかわらず、ふっくらやわらかいお餅が出来上がりました。

昼食の後、味噌造りの再開です。
④ 米こうじ、麦こうじ、塩を机の上で均等に混ぜていきます。
混ぜたものは一度、袋に入れて片付け、机の上を空にします。

⑤ 人肌に冷めた青大豆のミンチを、机の上になるべく均一になるようにのばしていきます。

⑥ のばした青大豆のミンチに④で混ぜたものを、まんべんなくふりかけます。
そして、自分の目の前にあるミンチ、麹、塩をひたすら混ぜていきます。
柔らかさを見ながら適宜大豆の茹で汁を加え、柔らかさを整えながら一時間程練っていきます。

⑦ そして、底にうっすらと塩を敷いた樽の中に、空気が入らないようにギュウギュウに⑥のものを詰めていきます。
最後に表面にうっすらと塩をふりまいて、蓋をして味噌仕込み完了です。

出来上がった味噌を見て、ここ増富で体験した様々な出来事が思い出されてきませんか?
きつかった事や楽しかった事などいろいろだと思いますが、
そのきつかった事の積み重ねが味噌を美味しくしていくのだと思います。
味噌は冷暗所で秋まで寝かせると、熟成し食べられるようになります。
その美味しい味噌とのご対面は、もう、しばらくお待ちください。
それでは、また、来年、お待ちしております。
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年12月03日
11月3日味噌作りツアー時に手刈りして、天日干ししていた青大豆も
すっかり茶色くなり、莢もカラカラに乾燥しました。
次は青大豆を脱穀します。

豆専用の脱穀機「マメトラ」を使って脱穀します。
機械に枝ごと入れれば、豆だけ出てききます。優秀ですね。
今でこそ機械を使う作業が多くなりましたが、機械作業が一般になる以前は、乾いた豆の上を耕運機や軽自動車で走ったり、樽の上で棒でたたいたりと、脱穀作業はとても労力を要する作業だったそうです。

これが収穫した青大豆です!!

後は、豆の状態で2~3日天日干しし、さらに虫食いとくず豆、大中小と
機械で選粒します。
豆は、収穫してから手間がかかります。
「マメな人」とよく言いますが、豆は手間がかかる事から、言われるように
なったようです。
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年11月24日
みなさん、こんにちは。
今回は10月17日、三菱地所CSRツアー稲刈り体験時に収穫していただいた
お米を籾(もみ)の状態から玄米、白米にする作業工程をレポートいたします。
11月11日のブログ記事『お米の脱穀』の回で、はざ掛けした稲藁を脱穀し籾の状態に
なったところまで、ご覧いただきました。
今回は、その籾の状態であるお米を精米所で、まず玄米にしてもらいました。
籾の状態から玄米にすることを「籾すり」と言います。
いわゆる「精米」という言葉は、白米にすることを指しています。
奥の白い機械が籾すりを行う機械です。

写真左側の緑のアームのところから籾を吸い上げて、機械に投入していきます。

そして玄米となりますが、その前にまた違う機械を通して、玄米から
「よい玄米」と「くず玄米」に3段階の行程で選り分けていきます。

このくず玄米は米粉などに加工します。
そしてようやく玄米として袋詰めです。

これで籾から玄米への作業は終了です。
続いて、白米です。
上で出来上がった玄米を精米機にかけて白米にしていきます。
籾から玄米を経ずに、直接、白米にすることも可能です。
しかし、一度玄米にすることにより、くず米を選り分けられるため、
より良い白米へと仕上げることができます。

これで白米への加工も終了です。
これらの玄米、白米、みなさんの元にもうすぐお届けします!
楽しみにしていてくださいね♪
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年11月14日
みなさん、こんにちは。
去る10月16日、17日に行われました、三菱地所CSRツアー間伐体験・稲刈り時に
播種していただいた小麦のその後をレポートいたします。
まずは空土ファームが在る、増富地域黒森集落の、ある朝です。

とてもきれいですね!
紅葉シーズンの増富は多くの人で賑いました。
この時期の増富は一年で一番、活気付く季節です。
現在、紅葉は終わりに近づき、先日はみぞれの様な初雪も降りました。
いよいよ厳しい冬の始まりのようです。
その厳しい気候の中で、小麦はどの様に生育しているのでしょう?

みなさんに播いていただいた小麦、きれいに出揃っていますね!
この畑をのぞきに来るたびに、小麦の生命力の強さをひしひしと感じる日々です。
これから来年の夏、収穫を迎えるまでの小麦の生育を、このソラツチブログで
お伝えしていきます。
どうぞお楽しみに!
以上、農場スタッフからのレポートでした。
2009年11月12日
11月3日、文化の日。
この日、CSRツアーが行われました。
幸い、天気にも恵まれ、素晴らしい青空の下で、
開墾や青大豆の収穫の体験をすることが出来ました。
実は、前日の2日の夜に雪が降り、
当日の朝の畑は真っ白に雪で覆われていました。
下の写真は、その時の、空土ファームの青大豆畑の様子です。
なかなかの絶景で、
「ここにいてよかったなぁ~」って思う瞬間でした。

午前10時。
皆さんを乗せたバスが、御門集落の開墾場所に到着しました。
今回は、去年開墾した田んぼ、つまり今年の田植えや稲刈りを行った田んぼの、
奥側の田の開墾です。
葦が生い茂っていて、
何がどうなっているのか分からないくらいに荒れたような状況でした。
こういう荒れた畑(田んぼ)をきれいにして、
また後から、開墾した畑(田んぼ)を遠くから眺める。
これが、開墾ツアーの醍醐味なのではないのでしょうか?

〔開墾前の御門の田んぼの様子の写真〕

〔開墾後の御門の田んぼの様子の写真〕
開墾と一口に言っても、いろいろな作業があります。
また、いろいろな農機具を使います。
これから、開墾を段階ごとに説明していきましょう。
第一段階・・・長い柄のついた鎌を使い、葦などの背の高い雑草を刈っていく。
また、木をのこぎりで切る。そうする事でその畑の全体像を知る
事が出来ます。
第二段階・・・刈った葦などをレーキで集めて一まとめにする(一まとめにした
雑草は後で燃やすなどして処理します)。それと同時にスコップで
木のカブなどを掘り起こす。そうする事で、トラクターで耕運す
ることが出来ます。
この第二段階で、ようやく畑として利用することができます。
でも、田んぼとして利用するには、もう一段階やることがあります。
つまり、畑と田んぼ、決定的に違う点があるということです。
それは、水を張るかどうかということ。
水を張る必要がある田んぼには、畦(あぜ)と言って、周囲をぐるっと取り巻くように土を盛り上げて壁を作らなければいけません。
第三段階・・・アゼ板(長方形のコンクリート状の板)を掘り起こし、修復する。
それと同時に、土手側に溝を掘り、余分な水を抜く。この時に使
う農具は、スコップ、鍬、三角鍬などです。
これで、やっと田んぼとなる基礎が出来上がります。
そうやって、大変な思いで作ったお米は格別に美味しいものです。

午後は、青大豆の収穫でした。
手鎌で刈り、支柱に立てかけて1週間程度乾かします。
引き抜かずに手鎌で刈る理由は、大豆の根にある根粒菌を畑に残す為です。
関さん、金治さん二人のインストラクターさん達の指導の下、
楽しい収穫体験を経験できました。
刈って立てかけた青大豆は、その後、
マメトラという脱穀機で脱穀し、一粒、一粒の青大豆となります。
その青大豆は、11月21日の味噌仕込みツアーに使われます。
きっと、美味しい味噌になると思いますよ。

最後に皆さんで集合写真をとりました。

それでは、次回の味噌仕込みツアーで、
皆さんに会えるのを、楽しみに待っています。
皆さん、ほんとにお疲れ様でした。
以上、農場スタッフからのレポートでした。