空と土プロジェクト

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空土バスツアー:親子稲刈り&収穫体験ツアー

山梨の森林に足を踏み入れる!

事務局含め34名の参加者が集まった今回のツアーは、
三菱地所グループの社員を対象にした「森林をめぐるCSVツアー」。

朝7時半に新宿を出発したバス内では、NPO法人「えがおつなげて」の曽根原久司さんが、
愛嬌たっぷりにあいさつ!
つづいて、メンバーの自己紹介が行われます。
2回目、3回目の参加者も多く、「いつも勉強になり楽しみ」といった意欲あふれる声が多々。
「間伐材をこれから開発する物件に利用できないかと考え、何かヒントがほしくて参加しました!」という熱意たっぷりの商品企画部の方もいます。

森林CSVツアー

知的好奇心いっぱいの一行がまず訪れたのは、
日本ではまだ数少ない、FSC認証*を受けた森林の視察。

講師は藤原造林の3代目社長、藤原さんです。
管理が行き届いていない森林を預かり、森林所有者に代わって育て、
付加価値をつけた木材の販売を行う。
そんな林業のあり方を形にしてきた藤原さんと、FSC森林の作業道を歩きます。

森林CSVツアー

※FSC認証とは、
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、木材を生産する森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関。森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に認証が与えられます。認証された森林から産出される木材、木材製品は、FSC認証材としてFSCマークが付与。消費者は、そのマークがついた商品を選ぶことで、世界の森林保全を支援することができるのです。

森林CSVツアー
「空気がおいしいね」」「土の匂いが心地いい!」。森林の育て方を学びながら、心身ともにリフレッシュ。

山の資源をすべて有効活用したい!

林業の中で、大事な作業のひとつに、
植林された木々を間引く「間伐作業」があります。
かつては、間伐材を含め、森の資源はあますことなく活用されてきました。
しかし、生産地と消費地が離れ、森から材を搬出するためのコストに見合うだけの需要が減ったことで、多くの間伐材が利用されずに山に残され、“林地残材”となってしまったのです。

藤原造林では、持続的に使える「作業道」を作ることで、間伐材の搬出を簡単にし、
木材を無駄なく利用できる方法を模索してきました。

「山のどこを作業道にすべきか、全国の森林を回って勉強しました。
むやみに道を作っては、根をこわし、山が崩れやすくなってしまいます。
私の管理する森では、軽トラが通る小さい道ながら、12メートルのアカマツが運べるよう、
動線もしっかり設計しているんです」

森林CSVツアー

ここ数年、国内の間伐材を、集成材や合板などの住宅用部材や、
木質バイオマスエネルギーとして積極的に利用しようという機運も高まっているといいます。

作業道があれば、社員1〜2人で森に入り、伐採から搬出までの仕事ができるため、
作業効率もぐんと上がります。
生産性が高まれば、収益性も上げることができ、長らく補助金たよりだった「林業」の、将来的な経営自立につなげることもできるのです。

「山の資源はすべて使いたい。
山梨ではまだまだ需要のある“マキ”としても販売し、活用しています。
また、作業道を使って『山菜採りツアー』を計画したり、『散策道』として活用したり、道があることで山をもっと生かせるよう、いろいろ考えていきたいですね」

森林CSVツアー
アカマツ、カラマツを育てている森林。「広葉樹をまぜることで、病気になりにくい強い森を作るんです」。



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