空と土プロジェクト

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丸の内さえずり館コラボツアー:親子生物多様性ツアー(国蝶オオムラサキを探そう!)

7月24日(水)。
夏休みが始まったばかりのこの日に開催されたのは、
丸の内さえずり館とコラボレーションした
「親子生物多様性(国蝶オオムラサキを探そう!)ツアー」です。

空と土プロジェクトでは初めての試みとなる今回のツアー。
天気予報は曇り時々雨とのことなので、少し不安ですが
参加した子どもたちは元気いっぱいです。
雨に負けず、クワガタやカブトムシ、蝶など
いろいろな昆虫と出会いに山梨県へ出かけました!

これから始まる冒険が楽しみですね。

バスに乗り込むと、さっそく日本チョウ類保全協会の中村さんが
昆虫に関するお話をしてくださいました。

「今日はオオムラサキを見に行きます。見たことある人いるかな?」
中村さんの問いかけに、「あるー!」と子どもたちの元気な声が!
「どこで見たの?」と聞くと「昆虫図鑑!」とのこと(笑)
今日は図鑑ではなく本物のオオムラサキを見られるので、楽しみですね!

中村さんは、虫の取り方や道具について説明してくださいました。

その後も、中村さんと子どもたちの掛け合いは続きます。
「虫の取り方が分かる人いる?」
「わかるー!」
「じゃあ蝶と他の昆虫は何が違うと思う?」
「羽があるー!」
「トンボにも羽があるけど、蝶とトンボの違いは何でしょう?」
「羽に粉がついてる!」
「正解です!粉がついて模様になっている理由は分かるかな?」
「カモフラージュ!」
参加した子どもたちは昆虫に詳しい!さすがですね。

ちなみに、羽に粉がついているのは、
外敵から身を守るためのカモフラージュでもありますが、
もうひとつ、雨の日でも飛べるように水をはじく役割もあるのだとか。
だから今日は蝶の粉が取れないように、専用の網を使って捕まえましょう。

バスの中は大盛り上がり!しっかり学んで虫取りに行きましょう。

中村さんはこんなお話しもしてくださいました。
「地球は虫の惑星と言われるほど、昆虫の種類が多いんです。
中でも日本に生息する昆虫は約4万種類。そのうち蝶は250種類。
東京にも100種類の蝶がいるので、
公園や森に出かけたら、しっかり観察してみてくださいね。
珍しい蝶にも出会えるかもしれませんよ。」

すでにセミを捕まえていたお子さんもいました。


雄大に空を舞う、日本が誇る国蝶オオムラサキ。

さて、少しだけオオムラサキについて復習しておきましょう。
オオムラサキは日本の国蝶。北海道から九州まで日本各地で生息しています。
その特徴は、他の蝶と違って高い場所を飛ぶこと。
しかも、その姿はとても雄大で、鳥のように力強くはばたきます。

羽の模様もとても美しく、雄は光沢のある青紫色の美しい羽を、
メスは黒やこげ茶色の羽を持っています。

オオムラサキが住んでいるのは大きな雑木林。
そこで、クヌギやコナラの樹液や、エノキを食べています。
クヌギやコナラの樹液には、オオムラサキだけでなく、
クワガタやカブトムシなどさまざまな昆虫が集まってきます。

どんな昆虫と出会えるでしょうか。今日は楽しい1日になりそうです。

今日向かう山梨県もクヌギの木がたくさん植えられていて、
実は日本で一番オオクワガタが生息している場所でもあるんだとか。
もちろん、オオムラサキも日本一生息しています。
今日はたくさんの昆虫と出会えそうですね。


子どもも大人も、大興奮の虫取り体験!北杜市だから、できたこと。

新宿を出発して約1時間半。
平日ということもあって、一行はとても順調に山梨県北杜市に到着しました。
到着するやいなや、子どもたちは、もう待ちきれない様子(笑)
さっそく雑木林で昆虫を探して捕まえました。

雑木林には、とても太いクヌギの木がたくさんあって、
この樹液を吸いに、たくさんの昆虫が集まっています。

木には昆虫がたくさん!一度にこんなにたくさん見られるなんて、嬉しいですね!

虫取りが始まると、子どもだけでなく大人も夢中になっていました。
子どもたちはもちろん虫取りが大好き。
わんぱくで元気いっぱいな子ばかりで、大盛り上がりです。

えがおつなげての曽根原さんがカブトムシやミヤマクワガタを見つけると、
子どもたちが駆け寄って一斉に虫取り網を構えます。
「みんなが見てから捕まえよう」と大人が"待った"をかけても、
待ちきれなくなった子の網が虫をとらえる、というシーンが幾度となく繰り返されました。

「俺のだぞ!」「俺が先に見つけたんだぞ!」「ずるーい!」と
言い合いになることもありましたが、
昆虫はあちらこちらにたくさんいます。
皆さん、仲良く虫取りをしましょうね(笑)

「つかまえたー!!」あちらこちらから歓声が聞こえてきました。

最初はオオムラサキを見つけると
興奮して駆け寄っていた子どもたちですが、
やはりカブトムシやクワガタの魅力にはかなわないようで(笑)、
1つの虫かごにカブトムシやクワガタを何匹も入れる子もいました。

昆虫を探すとき、子どもたちは真剣そのもの!

今日見つけた昆虫は、オオムラサキやカブトムシ、クワガタの他にも
アブラゼミ、カマキリ、コガネムシ、バッタなどたくさん。
東京ではこんなにたくさんの昆虫と一度に出会うのは難しいかも知れません。
夏休みの良い思い出ができましたね。

最後に、オオムラサキは飼うことが難しいので、
持って帰らず自然に返そうと、中村さんからの提案があり、
みんなでオオムラサキを逃がしました。
オオムラサキさん、とても楽しい体験をありがとうございました!

最高の、夏の思い出が出来たのではないでしょうか!

昆虫採集を終えた一行はバスに乗り込み、
次の目的地である増冨へと向かいました。

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