空と土プロジェクト

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酒米づくりツアー:稲刈り編

気持ち良く晴れた秋晴れの土曜日。
私たちは、待ちに待った「酒米収穫ツアー」へと出かけました。
空土プロジェクトが始まって以来、酒米収穫は2回目。
実は、それまで寒冷地の増富地域で酒米を作ったことはなかったそうなんです。
でも昨年収穫した酒米は、なんと最高品質の一級ランクを獲得。
そのお米から作った「純米酒 丸の内」は、味も香りも絶品でした。
今年も同じランクの酒米ができていることに期待しながら、
私たち一行は甲府駅からバスで増富へと向かいました。



今回はリピートの方も大勢いらっしゃって、バスの中では
「ざっくざっくと稲を刈る感覚が忘れられない」
「公民館でいただく地元料理が楽しみ」なんて声もちらほら。
今日は天気もみなさんの味方です。大いに楽しみましょう!

酒造りセミナーで日本酒の歴史を知る

私たちがまず最初に向かったのは、増富の公民館。
ここでは富士川町で酒造店を営んでいる「萬屋酒造店」さんから
酒造りの歴史や酒米について教えていただきました。


萬屋酒造店、社長の中込さん。日本酒のイロハを教えてくださいました。

萬屋酒造店は1790年に創業した老舗の酒造店です。
実は、歌人・与謝野晶子とゆかりがあって、
看板商品の「春鶯囀(しゅんのうてん)」という銘柄は、
与謝野晶子、鉄幹夫妻が萬屋醸造店を訪れたときに詠んだ短歌から
名付けられたんだそう。

そんな歴史ある萬屋さんが教えてくれたのは、酒米の特徴や、
日本酒の製造方法、美味しい飲み方、そして日本酒の歴史。
品質の高い酒米が丁寧に磨かれて、ミネラルウォーターと匠の技で
美味しい日本酒へと生まれ変わる工程を教わりました。

お話の中でも印象的だったのは、もともと日本酒の古酒というものは
存在しなかったという話。昔は秋に収穫したお米の中から、
1年間で食べる量以外の余ったお米を使ってお酒にしていたそうなんです。
大量に生産するのではなく、1年間で飲みきれる量だけを作っていたから、
古酒という概念は無かったとのこと。
でもお酒を大量生産するようになり、しかも消費しきれず余るように
なってしまったことから古酒が生まれたんだそうです。
古酒の歴史は意外と浅いことを知ることができました。



最後に社長の中込さんは、「良いお酒は良いお米からしか作れません。
昨年空土ツアーで収穫したお米がすべて一級だったことは
本当にすごいことです」と、語ってくださいました。

地元の方々が作る、郷土料理をいただく

酒造りセミナーが終わると、時刻はちょうどお昼どき。
今日は地元増富の方々と「えがおつなげて」のみなさんが
地の食材を使ったご馳走を用意してくれていました。


地元の方や、えがおつなげての方々が料理をお皿に取り分けてくれました。こういう交流も嬉しいですね。

メニューは、増富のお米で作った塩むすび、スモークチキン、
茹でジャガイモのトマト味噌ソース、紫花豆の甘煮、大根甘酢漬け、
干しピーマンときざみ昆布の炒め物、そしてカボチャのほうとう。
普段、都会ではなかなか手に入れることができない新鮮な食材を
贅沢に使ったお料理の数々に、思わず目が輝きます。

特に、甘いカボチャが入ったほうとうは、秋ならではの美味しさ。
野菜中心のお料理ですが、子供たちも夢中になって食べていました。
美味しい料理をお腹いっぱいいただけるのも、このツアーの魅力です。
午後からの稲刈りに備えて、しっかり食べておきましょう。



増富のみなさん、美味しいお昼ごはんをごちそうさまでした!



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